重油の価格変動について

Posted by owner on 土曜日 7月 22, 2017 Under 自動車

tanker27原油は、化石燃料という天然資源ですから、限りがあります。重油は、原油を使った石油製品の一つです。だから、原油の価格に大きく左右されます。20世紀には、後30年程で地球の原油は枯れてしまうだろうと言われていましたが、そのようになりませんでした。

その理由は、原油の採掘技術が上がったのと新たな油田が発見されたことによるものです。しかし、原油は、投機に利用されるようになり、先物価格が尋常でなく高くなったこともあります。1バレル当たり100ドルを超え、120ドルに達していたこともありました。常識的な価格として、40~60ドルと言われていたのですが、マネーゲームの格好の餌食となったのです。そのため重油の価格もガソリン同様、大きく値上がりしました。

1バレルが80ドル以上になると、石油を扱うメジャーは、新たな油田の発見や難易度の高い採掘に力を入れます。BPにおけるメキシコ湾原油汚染は、難易度の高い採掘であり、原油価格が下落したことにより、コスト削減したために起こった事故だと言われています。現在は、シェールガス革命が起こり、サウジアラビアでなく、アメリカが、世界第一位の原油埋蔵量並びに生産国となっています。ただし、1バレルあたり40ドル前後の採掘費用が掛かるとされており、サウジアラビアの2ドルに対して、儲けが少ないのも事実です。しかしながら、資源確保というリスクがなくなり、アメリカの外交にとって非常にプラスだし、近い将来、日本へも輸出するだろうと言われています。ガソリンや軽油だけでなく、重油の価格も現在は安定しています。その背景には、このような事があるのです。

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